2004-11-25 第161回国会 参議院 環境委員会 第3号
このため、大量生産、すなわち大量消費型社会は持続し得ないとの危機感が広まり、特にごみ問題は今国民の最大の身近な課題となっています。確かに、日本のリサイクルは進み、直接埋め立てる量は減りました。しかし、ごみ、すなわち廃棄物の量は減っていないのが現状であります。
このため、大量生産、すなわち大量消費型社会は持続し得ないとの危機感が広まり、特にごみ問題は今国民の最大の身近な課題となっています。確かに、日本のリサイクルは進み、直接埋め立てる量は減りました。しかし、ごみ、すなわち廃棄物の量は減っていないのが現状であります。
また、環境保全の見地から、大量生産・大量消費型社会から資源循環型社会への転換を図るため、環境に優しい材料の研究開発を進めるとともに、地球規模の気候変動等の解明及び予測を目指す幅広い研究を進め、その一環として地球シミュレーターを開発し、その幅広い利用を推進いたします。
一九九二年の地球サミットは、こうした人類のあり方への反省に立ち、地球環境を守る持続可能な開発という理念に基づいて、大量消費型社会から資源循環型社会への転換を図ることで合意いたしました。 その合意を受けて、我が国は環境基本法を制定し、さらに環境基本計画が策定されましたが、いまだに循環型社会は実現していません。
さらに、大量生産・大量消費型社会から資源循環型社会への転換に資するため、有害物質の除去、削減などに資する環境に優しい材料の研究開発等を進めます。加えて、新たな試みとして、国民の皆様の英知を結集し、革新性の高い技術開発案件を発掘するため、提案公募による研究開発を実施するほか、柔軟な発想とチャレンジ精神を持った若手研究者による独創的な基礎研究を充実してまいります。
さらに、大量生産・大量消費型社会から資源循環型社会への転換に資するため、有害物質の除去、削減などに資する環境に優しい材料の研究開発等を進めます。加えて、新たな試みとして、国民の皆様の英知を結集し、革新性の高い技術開発案件を発掘するため、提案公募による研究開発を実施するほか、柔軟な発想とチャレンジ精神を持った若手研究者による独創的な基礎研究を充実してまいります。
基本法は、真の男女平等の実現を目指して、女性も男性も、みずからの価値を高めることによって、二十世紀型の均質で画一的な大量消費型社会から脱皮し、一人一人が自分らしく、生きる自由と責任を持つ社会を形成しようとしています。
もう一つ、大量生産、大量消費型社会ということを言うと、余り言われないけれども、大々的に、この河川法改正のときに節水型社会に向けてスタートしようというような大キャンペーンをむしろ張った方がいいと私は思うのです。
御指摘のような環境関連産業の成長というのがこれからのリサイクル社会、大量生産、大量消費型社会を転換して循環型社会をつくっていく、そうした環境に優しい社会をつくっていくためには非常に有効な、また必要なものかなというふうに考えております。
それから、環境への負荷というような、もっと単純に、大量消費型社会からの脱却とか、環境保全型社会への転換とか、白書の中にはたくさん使っていらっしゃる言葉がこの基本法には入ってこなかったというところに、何か国民から大変遠い基本法に感じてしまうんですが、もっと市民に近い基本法にしてほしかったというのが意見です。
しかし、それだけにこれからの社会というものは、どうしても大量消費型社会という形で、社会経済活動の拡大に起因する問題としても非常に物資を大量に生産する、あるいはまた大量にこれを消費していく、そしてまた大量に破棄されていくという、この三つの姿というものはこれは消すことのできない現象であろうと思いますので、こういう中に立ってこれからの経済活動を、そしてまた国民生活のあり方をどのようにするかという、ここの認識